プロポリスとハチミツの違いは?

プロポリスとハチミツはどちらも蜜蜂によって作られるものですが、それぞれ効果と目的が全く異なります。このページではそれぞれの違いについて解説します。

プロポリスとは

日本プロポリス協議会が定めた定義によると、セイヨウミツバチが頑丈な巣を作り細菌から守るために、樹木から集めた物質とミツバチから出される分泌物や蜜ろうなどを混ぜ合わせて作られたものです。
別名“蜂ヤニ”とも呼ばれ、暗褐色でワックス状の物質です。
主成分がフラボノイドで、抗炎症作用・抗菌作用が非常に高いですが特有の味わいがあります。

ハチミツとは

働き蜂が花の蜜を集め巣の中で蜜蜂の睡液が加わったのち、蜜蜂の羽から出る温風で水分が蒸発して完成されたものです。
日本薬局方の第3類医薬品として販売されています。効果・効能は栄養剤、甘味材、口唇の亀裂・あれとされています。
はちみつの甘さは効率よくエネルギーになり、活性型のビタミン各種が含まれています。
また、はちみつの高濃度の糖分が細菌の水分を減らして増殖を抑えます。はちみつには過酸化水素も含まれており、強い殺菌力を発揮します。

プロポリスとハチミツの違い

蜜蜂にとって作る理由が異なります。
プロポリスは巣の隙間を埋めつつ抗菌力によって細菌が増えないようにし、巣を無菌状態に保つために使われています。蜜蜂からすれば、巣作りの材料となるものです。
ハチミツは蜜蜂にとって保存食であり、そのおかげで女王蜂が卵を産み、他の蜜蜂たちが卵から育て、冬を越すことができます。

使い方の違い

プロポリスの主な使い方

原形がワックス状のためそのままでは使いづらいため、アルコールなどで抽出したものが原液として市販されています。
抗炎症作用があるので、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患や口内炎などの口内トラブル改善のために使用されます。
体内の免疫力を高めるための健康食品として、原液をお湯やジュースなどで薄めて飲む使い方もあります。

ハチミツの主な使い方

栄養剤・甘味材として生食します。ハチミツはおおよそ45℃ぐらいから成分が変化し、65℃で栄養素が壊れてしまうので加熱してしまうのは非常にもったいないです。
一般的にはパンやホットケーキにかけて食べることが多いですが、ハチミツの年間消費量が多いヨーロッパ諸国ではおやつ代わりにそのまま食べることも多いようです。
甘いので虫歯が気になる方もいらっしゃるかと思いますが、純粋なハチミツには虫歯の原因となる砂糖(ショ糖)が数%しか含まれていません。また、殺菌力があるので虫歯になりにくいという研究結果があります。


※ハチミツは1歳未満のお子さんに与えないでください。
※まれにハチミツに含まれる花粉によってアレルギー反応を起こす場合があります。もし不快な症状が出た場合は念のためかかりつけ医にご相談ください。