エキナセアとプロポリス

免疫力を高め、風邪対策によいとされる“エキナセア”と“プロポリス”。このページでは似たような効果がある健康食品それぞれの違いを解説します。

エキナセアとは

キク科の植物で、北アメリカ先住民が民間伝承的に使用したことから始まり、ヨーロッパでは医薬品として使われているハーブです。免疫システム全般を高め、毒物と病原体を攻撃するT細胞を特殊に刺激し、健康な細胞をウイルスと細菌から守ります。風邪などの呼吸器感染の予防や治療に使われます。

プロポリスとは

ミツバチが樹液と自身の唾液を混ぜて作りだしたもので、抗菌作用があります。巣作りをするときにプロポリスを使い、病原菌などの細菌が繁殖しないようにしています。古代エジプト時代からミイラを作る時の防腐剤として使われていました。
現代では科学的な研究が進められており、ドイツをはじめとする国々で医薬品として使われています。抗菌作用のほか、抗ウイルス、抗炎症、抗アレルギーなどの作用に関する研究の成果が報告されています。

エキナセアとプロポリスが異なる点

前述のようにエキナセアはハーブです。味に苦みなどのクセがなく、ハーブティーとして飲むこともできます。
プロポリスはミツバチが樹木から集めた樹脂のため“蜂ヤニ”とも言われており、固形状です。そのままでは食用に向かないため、アルコールなどで抽出してから液体にしています。特有の苦みがあるためはちみつに混ぜて飲んだり、カプセルに入れて飲むなどの方法があります。

エキナセアとプロポリスの同時摂取について

これだけの効用があるものを一緒に摂ることで体に害はないのか?と気になる方もいらっしゃると思います。どちらも直接症状に作用する薬とは役割が違い、免疫力を高めて体本来がもっている力を引き出すものなので同時に摂っても大丈夫です。
一緒に摂ることでさらに免疫力が高まることから、エキナセアとプロポリスがブレンドされたスプレーなどが市販されています。また、エキナセアの風味がプロポリス特有の香りをマスキングして飲みやすくなるので積極的に取り入れやすくなります。

エキナセアとプロポリスの注意点

どちらも素晴らしい効果がありますが、注意すべき点もあります。エキナセアの過剰摂取は下痢や発熱などを引き起こします。プロポリスについても産地などの詳細が記載されている信頼できる製品を選ぶことが需要です。また、すでに持病があり治療中の方や妊娠中の方、アレルギーをお持ちの方はかかりつけの医師や薬剤師に相談してから利用するようにしてください。