プロポリスのアルコール抽出とは

プロポリスには、抗炎症作用・殺菌作用・抗菌作用・血行促進作用などの素晴らしいはたらきがあり、世界中から注目を集めています。しかし、ねばねばとした粘着性の物質であり、そのままだと食べられるようなものではありません。
そのため、市販されているプロポリスは、不純物をろ過し、熟成させ、アルコールなどを使って抽出されています。

抽出の方法については、アルコール抽出のほかに、水抽出・ミセル化抽出(乳化抽出)などがあり、この抽出法によって同じプロポリスでも全く違った成分や濃度になります。
このページではアルコール抽出法について詳しく解説していきます。

アルコール抽出とは

飲用のアルコールにプロポリスを入れて撹拌(かくはん:かき混ぜること)します。プロポリスは脂溶性で、アルコールに溶ける性質を利用しています。プロポリスが溶けたアルコールをろ過すれば、アルコールによる殺菌が行えるうえに不純物も取り除けるので保存期間が長くなります。
手軽にできるので昔から利用されている一般的な抽出法です。市販されているプロポリスの多くはアルコール抽出によるものです。

アルコール抽出されたプロポリスの特徴

アルコール抽出法で抽出されたプロポリスのエキスを水に溶かすと、水面に膜を張ります。これはプロポリス由来のヤニで、フラボノイドやアルテピリンCなどの水には溶けない有用な成分がたくさん含まれています。栄養成分のため、食べても身体の中の消化酵素で分解されるので心配ありません。
また、アルコールの殺菌効果により、開封後も常温での保存が可能です。

アルコール抽出法では、どの程度のアルコールが含まれるか

一日に摂取する量のプロポリスに含まれるアルコール量はごく僅かです。ビールに換算すると小さじ2杯程度、ワインにすると小さじ1杯程度です。
また、プロポリスは水やジュースなどと一緒に飲むことが多いので、さらにアルコール濃度が低くなり、一般の栄養ドリンクと同程度になります。
このため、栄養ドリンクが問題なく飲める人にとっては心配ありません。
しかし、特にアルコールに敏感な方や心配な方は、事前にかかりつけ医へ相談されることをおすすめします。

アルコール抽出のデメリット

市販されているプロポリスの中では広く取り入れられているアルコール抽出法ですが、ピリッとした刺激があり、特有の匂いもあります。また、プロポリスに含まれるアミノ酸や酵素はアルコール抽出法では抽出されません。
アルコールが苦手な方や、匂いに敏感な方、お子さんなどには別の方法で抽出されたプロポリスを選ぶ方が良いかもしれません。

※プロポリス製品全般に言えることですが、プロポリスにアレルギーのある方・気管支喘息がある方・妊娠中の方・授乳期の方は使用を控えるか、かかりつけ医に相談した上で使用してください。

まとめ

昔ながらの抽出法であるアルコール抽出は、プロポリス製品に広く取り入れられています。保存性に優れていて取り扱いやすいため、少量のアルコールが大丈夫な方にはおすすめの抽出法です。